食育ブログ - Dietary education Blog -

2021.03.31

一人ひとりにあわせたごはん

キコレに通う子どもたちは、それぞれ自分に合ったごはんを食べています。

食事形態が異なる理由は、年齢、食べ方、咀嚼や嚥下の力や、栄養摂取の方法(経口/経管)の違いからです。

お口に入れやすい大きさに切り揃えたり、ミキサーにかけて飲み込みやすくしたり、とろみをつけたりと、様々ですが、元になるメニューはみんな同じものを食べています。

行事のごはんも、旬の食材も、一人ひとりがそれぞれの食べやすい形態で味わいます。

それはみんなで同じ食卓を囲むという意味でも大切なことだと考えています。

配膳するときは見た目にも気を付けています。刻んだりミキサーにかけると元の仕上がりとは変わってしまいますが、盛り付けを丁寧にして、色鮮やかに仕上がるように心がけています。

例えばスポイトやシリンジを使用して飾りや絵を描くことで少しでも食べることが楽しみに感じてもらえるような取り組みも行っています。

形態別の調理法なども今後ご紹介していきたいと思います。