食育ブログ - Dietary education Blog -

2022.06.09

紫キャベツを使った色水遊び

雨が降ったり急に気温が上がったり、天候になかなか身体がついていかない毎日です。

関西も週末には梅雨入りの予報の中、いつも通る道には色とりどりのあじさいが咲き始めています。

毎年この季節になると実施している、あじさいがテーマの色水遊びを今年も行いました。

使用するのは、紫キャベツです。

紫キャベツの鮮やかな色を煮出した汁には、アントシアニンという天然の色素が含まれていて、酸性で赤色、アルカリ性で青色に変化します。その性質を使った色の変化を子どもたちと楽しみました。

魔法のステッキを持った先生が、紫キャベツの煮出し汁にスポイトでレモン果汁(酸性)や重曹水(アルカリ性)を加え、「ちちんぷいぷい~」と呪文を唱えるとあら不思議!色がだんだんと変わる様子を、子どもたちは興味深く見てくれていました。

レモンの酸っぱい香りも楽しみながら色水の変化を楽しんだ後は、保育の先生にバトンタッチ。その煮出し汁を使って和紙やコーヒーフィルターを染めて、きれいな色の紙を作る活動です。

子どもたちが作ってくれたピンク~紫~青色の淡いグラデーションに染まった紙を使って、後日あじさい作りをする予定です。

そして、その日のおやつはあじさいゼリーでした。

ぶどうジュースや豆乳を角切りゼリーにして、レモンゼリーの中に散りばめた涼し気なゼリーを食べて、梅雨の季節をすっきり爽やかに過ごしてほしいです。