ぽかぽか暖かい春の日が続いています。キコレのお庭もお花がたくさん咲いています。
4月6日(火)に念願のお庭で給食を食べるということが実現しました。詳細は、「キコレのごはん」ページにアップしています。ぜひご覧ください。
キコレのごはんページ キコレのごはん アーカイブ | NPO法人i-care kids京都 (i-carekids.com)
2021年度もベネッセこども基金さんの助成をいただくことが決まり、昨年度に引き続き、医療的ケアを必要とする子どもたちや重たい障害を抱える子どもたちの「食べること」への取り組みを応援していただいています。
昨年度は新型コロナウィルスの影響で、企画していた食育シンポジウムも実施できなくなったりと、学ぶ機会や情報発信する機会が限定されていました。今年度もまだまだコロナの影響が長引きそうなこともあり、何かオンラインでの発信ができないかとキコレの管理栄養士と相談し、ホームページの中に「キコレのごはんページ」を増設することにしました。キコレの給食のレシピや様々な形態のごはんについて、キコレでの食育の取り組みなどを今後発信していくことができたらと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
キコレのごはんページ⇒ キコレのごはん アーカイブ | NPO法人i-care kids京都 (i-carekids.com)https://i-carekids.com/school_lunch/
キコレのお庭のジューンベリーが今年もかわいらしい白いお花を咲かせています。寒い冬の間、じっと春がくるのを待っていたのだと思います。
3月26日に初めての卒園式を行い、一人の園児さんがキコレから巣立っていきました。小学校でも楽しい毎日を送ってほしいです。
そして今日、他の子どもたちも1つずつ学年があがったことをお祝いする進級式に参加しました。先生から手作りの「大きくなったよメダル」を受け取り、とても嬉しそうでもあり、誇らしげな子どもたちです。新しいお友達や先生たちをお迎えしたり、少しずつ変化がありますが、子どもたちが安心して毎日を過ごしていけるように、スタッフ一同力を合わせていきたいと思っています。
キコレ開園前からずっと応援してくださっている皆様、いつも心強いご支援、応援をありがとうございます。おかげ様でコロナ禍の中1年目を無事に終えることができました。皆様からのご支援は、子どもたちのおもちゃや絵本、また美味しい給食をつくるための道具や材料など、しっかりと子どもたちに届いています。先日ある園児が玄関のドネーションツリーを指して、「あれはなに?」とスタッフに尋ねていました。「キコレを応援してくれている人たちのお名前だよ。」とスタッフが答えていたのですが、たくさんの方々に応援してもらっていることが子どもたちのどこかに残っていけばいいなと思っています。これからも応援どうぞよろしくお願い致します。
さぁ、キコレ2年目スタートです。今年度も子どもたちが安心、安全に、一日一日を過ごしていけますように。1年後の子どもたちの成長が今からとても楽しみです!
コロナ禍の中、不安と我慢の日々を過ごして約1年。2020年度は、i-care kids京都としても、たくさんの人たちとつながる活動を自粛してきましたが、NICUに赤ちゃんが入院されているお母さんたちから、「面会時間が限られていて、辛い思いをしています。」「医療的ケアを必要としながらお家に帰るのに、横のつながりがなくて不安です。」「医療的ケアの必要な子どもたちはお家でどんな生活をしているのか知りたいです。」などの声がメールや電話で寄せられていました。
先日の理事会にて、このようなお母さんたち、お父さんたちの声が埋もれているということの危機感を共有し、私たちは小さな集まりなら感染対策をしながら持つことができるのでは?と考え、下記の要領で「お母さんたちのためのお話会」を開催することにしました。不安や悩みを抱えているお母さんたちが先輩お母さんたちとつながり、少しでも気持ちを楽にしてもらえることができたら嬉しいです。ご興味のある方はぜひご参加ください。
日時:2021年4月25日(日)10:00~12:00
場所:小規模保育園キコレ 保育ルーム
対象:医療的ケアの必要なお子さんの保護者様(お子さんがNICUにご入院されている方) 先着4組まで(きょうだい児さんとご一緒にご参加いただけます。)
プログラム:①自己紹介 ②先輩お母さんの経験談を聞こう ③お話会 ④質疑応答など
お問合せ・お申し込み先:メール office@i-carekids.com 電話 090-9167-2606
ご参加お待ちしております!
鴨川の桜もこの週末でだいぶ咲いてきました。
今日は、NPO法人i-care kids京都のメンバーでもあるスタッフが取り組んでいる「~京都にインクルーシブ公園を創ろう~ミラスタ!」さんの活動のご紹介です。障がいを抱えた子どもたちのお母さんたちの発信から始まったこの活動。東京でインクルーシブ公園が作られているという新聞記事をたまたま読んでいて、「京都にもあったらなぁ。」と何となく思っていたのですが、それをアクションに変えていたお母さんたちがいました。
ミラスタ!さん、初めての学習会を4月4日(日)14時30分からオンラインで開催されます。ご興味のある方はぜひご参加ください!
ミラスタ!さんホームページ⇒mirasta – ミラスタ! (site123.me)
3月に入り、キコレのお庭にもたくさんの新芽が出始めました。
年度替わりの忙しい毎日ですが、この1年を振り返る貴重な時間でもあります。
2021年度からのスタッフ募集についてですが、すべての職種においてスタッフ募集を終了いたしましたのでお知らせさせていただきます。たくさんのご応募ありがとうございました。
年度替わりでスタッフの緩やかな出入りがありますが、子どもたちが安心して過ごせるような環境を整えていきたいと考えています。
2月11日、小春日和の中、今年もお味噌を仕込みました。
朝から大豆をことこと。お昼ごはんを挟んで炊き上がった大豆をみんなで潰しました。ほかほかのお豆。温かいお豆をつぶす作業は、とても癒される時間でした。そこから麹と一緒に混ぜて、こねて、最後に大豆ボールをホーローの容器に投げ入れます。みんなで掛け声をかけながら、次々に投げ入れていく作業もまた楽しかったです。
次の冬までじっくりと時間をかけて美味しいお味噌が出来ていくと思います。
コロナが落ち着いていたら、来年は保護者の皆さんや子どもたちとも一緒に取り組みたい活動です。
今日、2月2日は節分です。今年は124年ぶりに節分が例年より1日早くやってきました。
キコレでも、鬼のお面やお豆を入れる桝、やわらかい紙で作ったお豆などを作ったり、節分の歌を歌ったりして準備をしてきました。季節の行事を子どもたちに味わってほしいと思うのと、今年は何よりもコロナにどこか行ってほしいという思いが強くあります。
キコレにやってきた2人の鬼。子どもたちから先生たちから豆をたくさん投げられて退散していきました。
病気や苦しいこと、悲しいことがなくなり、子どもたちが元気に毎日を過ごせますように。
明日は立春。キコレのチューリップの芽も日に日に大きくなってきています。
1月28日(金)キコレでは「おだしの食育」を行いました。
普段おつゆや煮物などで使っているおだしですが、おだしのお話を管理栄養士から聞いた後、実際に「かつおだし」と「昆布だし」をそれぞれ味見してみました。「かつおだし」がお魚からできていることを知って驚いたり、鰹節削り器で鰹節が削られる音を楽しんだり、子どもたちはそれぞれの興味をもつ部分を堪能しました。おだしの味見も、「かつおだし」派と「昆布だし」派と子どもたちの中でも分かれて、大人もとても興味深かったです。お鼻からのチューブで栄養摂取している子どもたちもしっかり味見に参加できたことがうれしく、またまだまだ繊細な子どもたちの味覚をしっかり守っていかなくてはと改めて感じました。
新年が明けたと思ったら、もう1月も終わりです。
1月は防災週間を設け、キコレでは避難訓練にアドバイザーの方に来ていただいたり、防災物品を買いそろえたり、非常食を食べてみたりと、様々な活動に取り組みました。
4月から毎月1回実施してきた避難訓練ですが、開園からスタッフが地域の消防署、警察署の助言を元に手探りで進めてきました。ただ、まだまだ分からないことなども多かったので、阪神淡路大震災級の地震が起こったという想定で行った18日の訓練には、佛教大学・福祉教育開発センターの後藤至功先生にアドバイザーとして来園いただき、避難訓練に取り組みました。障がい児が多いキコレでは、座位保持椅子や経管栄養に使用する吊り下げバーなど、災害が起こった際にけがの原因となるものがたくさんあります。その中でいかに安全な保育環境を作っていくかについて後藤先生にアドバイスをいただき、早速キコレを建ててくださった建築事務所さんに工事を依頼しました。また、非常食メニューを作り、災害備蓄品をしっかり準備しておくことや、子どもたちが身を守るための行動が取れるようになるための防災教育、スタッフ自身が身を守るための物やことなど、たくさんの課題があがりました。取り組めることには早急に取り組み、しっかりと計画を立てながら、今後3年間で自分たちの取り組みをしっかりかたちにしていきたいと考えています。