お知らせ - News -

  • 2020.07.23

    救急救命講習

    少し落ち着いているかな思っていた新型コロナの感染が再び広がりつつあります。なかなか気の抜けない毎日ですが、キコレの子どもたちは時々風邪の症状が出たりしているものの、比較的元気に毎日登園してきてくれています。

    長雨が続いている中、急に暑さが増した7月20日(月)、来週から始まるプール活動に向けて、救急救命講習を受けました。スタッフはこれまでも何度も講習を受けてきているものの、いざというときにすぐに動けるようにしておかなくてはなりません。小児の心臓マッサージの訓練を受けながら、事故は絶対に起こしてはいけないと気が引き締まります。

    連休が明けたらいよいよ夏本番でしょうか。暑い夏をみんなで元気に過ごせたらと思っています。

  • 2020.06.10

    梅仕事

    今日、関西地方の梅雨入りが発表されました。ちょうど入梅の日だそうで、キコレでもタイミングよく?梅仕事の日でした。

    梅の実が洗われて、乾かされている姿がとてもほほえましく、少し涼しさも感じました。今日はその乾いた梅のヘタをとり、お酢をさらりとぬってもらい、瓶にきび砂糖と一緒に詰めていく作業を子どもたちと一緒にしました。梅の匂いに「うんうん。」とうなずく子どもや、しかめ面をする子ども、、、色々でしたが、みんなで一緒に作る作業は嬉しいものです。美味しい梅シロップになってくれるかな。

    今日はきゅうりの初収穫もあり、給食のコールスローサラダに入れてもらいました。これから夏野菜の収穫もラッシュになりそうで、お庭仕事も充実です。

    毎日、子どもたちと「食べること」を楽しんでいます。

  • 2020.06.08

    お散歩とお誕生日会

    朝夕は心地の良い風が吹いていますが、日中はすっかり夏日となりました。

    今日のキコレのお散歩は涼を求めて下鴨神社へ。森の緑を楽しみつつ、小川で水をぱしゃぱしゃ。お散歩で緑豊かな場所に行けるのは本当にありがたいことです。

    午後からは6月生まれの2人の子どもたちのお誕生日会をしました。給食の先生たちが作ってくれたケーキ、キコレのお庭で子どもたちがとったブルーベリーにジューンベリー、それに給食の先生が買ってきてくれた大原のエディブルフラワーがのっていて、とてもとても素敵なものでした。

    子どもたちのお誕生日は格別なものですが、病気や障害を抱える子どもたちにとって、1歳大きくなるということは、また大きな意味をもっています。お誕生日おめでとう!!

  • 2020.06.07

    子どもたちが戻ってきました!

    新型コロナウィルスの影響で協力お休みが続き、細々と運営をしていた小規模保育園キコレにも子どもたちが戻ってきました。にぎやかな雰囲気にスタッフも、「保育園らしくなってきたなぁ!」と嬉しい気持ちでいっぱいです。子どもたち同士の関わりが色んなところで生まれ、新しい活動にもスムーズに入っていく子どもたちのしなやかさに驚きと喜びの毎日です。

    これから夏本番となりますが、感染対策を進めるとともに、熱中症対策もしっかり行っていこうと思います。

     

  • 2020.06.07

    5月末をもちまして、クラウドファンディングを終了しました。

    皆さま、こんにちは。

    新型コロナウィルスで我慢の多い毎日でしたが、少しずつ新しい生活にも慣れ始めました。小規模保育園キコレの方は、協力お休みもありましたが運営を続け、6月からようやく子どもたちが揃い、にぎやかな毎日となっております。

    さて、昨年春からスタートした「congrant」「京都地域創造基金」のクラウドファンディングですが、5月末をもちまして、終了いたしました。たくさんの方々がクラウドファンディングにご参加いただき、医療的ケア児が通える保育園を設立できたこと、心から感謝いたしております。本当にありがとうございました。皆さまのお力をいただき開園することができた小規模保育園キコレをこれからも大事に大事に育てていこうと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    なお会員募集についても、今後はメール「office@i-carekids.com」への直接お申込み、ゆうちょ銀行への会費のお振込みをお願いいたします。お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

     

  • 2020.04.24

    今、できることを。

    キコレの前の道に咲くハナミズキも満開を迎えました。去年の、初めて建物を見に来て、ここに保育園を開こうと決めた時もハナミズキの花が咲いていました。それから1年、キコレは無事に開園を迎えることができました。

    新型コロナウィルスの影響で、先週から京都市の保育園でも協力お休みのお願いが強化され、登園する子どもの人数は減っていますが、それでも今できることを続けています。

    キコレで取り組みたいことの大きな柱の食育では、大きな大きなふきの感触を確かめ、匂いを嗅いだり、筋を取ってみたりの体験の後、給食で食べてみたり、トマトやキュウリを植えたり、イチゴのなる様子を毎日観察したり、手作りの桜餅をいただいたりと毎日のように「食べること」に取り組んでいます。

    24日の保育では、栄養士さんたちが作ってくれたサンドイッチやおかずをお弁当箱につめ、「ピクニックをしよう!」という計画で給食が作られました。スタッフから歓喜の声が次々あがる本当にかわいらしいピクニックお弁当が出来上がり、あいにくのお天気で外には出られなかったけれど、園の中でピクニックシートを敷いて、みんなでお弁当をいただきました。

    また子どもたちがそろったら、改めてお外でのピクニックを実現させたいです。

  • 2020.04.08

    慣らし保育、順調に進んでいます!

    今日は慣らし保育の3日目でした。

    キコレに来る子どもたちは、様々なケアが必要な子どもたちが多いので、初日からお母さん、お父さんとバイバイではなく、しばらくはお母さんに一緒に園に来てもらい慣らし保育を進めています。

    今日は初めてのお散歩と給食でした。朝のお始まりで「おはようのうた」や「キコレのうた」を歌った後、近くの公園がまだ桜の花がたくさん咲いていたので見にいき、お日様の下でちょっとほっこりしました。時々桜吹雪もあって、とてもきれいでした。

    園に帰ってからは、初めての給食!!今日の献立はハンバーグにお野菜のスープ、大根とお揚げさんの炊いたのとご飯でした。子どもたちはそれぞれに合った形態のものを食べます。お母さんたちにも給食を食べていただき、みんなで美味しいものをいただくいい時間になりました。

    新型コロナウィルスの影響で大人たちはいつもより緊張感があるし、新しい環境でちょっといつもより頑張っている子どもたち、色んなことがある毎日ですが、少しずつキコレでの生活に慣れていってくれたら嬉しいです。

  • 2020.04.03

    ようこそキコレへ!!

    今日、待ちに待った初めてのキコレ入園式を開催しました。新入園児さんたちをお祝いするかのように、お庭のジューンベリーが小さな小さな白い花々を咲かせていました。

    新型コロナウィルスの感染予防のため、全員集まっての入園式ではなく、一人一人個別の入園式です。色々な制約がある中で、出来る限りのお祝いをしたいとスタッフ一同考えてきました。そして今日、入園児さん全員が入園式に出席できたことが何よりうれしいことです。

    キコレにやってきてくれた子どもたちの中には、生まれる前から様々な困難を乗り越えてきた子どもたちも多いです。お父さん、お母さんも思いもよらない辛いことや苦しいことを乗り越えながら子育てをされてきました。そして、もっと広い世界を子どもたちが経験できるように保育園への入園を選択されました。お父さん、お母さんたちが安心してお仕事を続けられるように、子どもたちが様々な出会いを力にかえていけるように、私たちスタッフは一日一日を大切にしっかりと保育をしていきたいと考えています。ようこそ、キコレへ!!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    そして、私たちが感謝の気持ちをお伝えしたいのが、私たちの活動を理解してくださり、ずっと応援、ご支援くださった皆さまです。キコレは本当に多くの方々のご支援の結晶です。皆さまの応援が、時にくじけそうになった時に背中を押して下さり、開園までこぎつけることができました。本当にありがとうございました。これからもキコレを子どもたちとともに、大切に育てていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

    いよいよキコレ1年目がスタートです!

     

  • 2020.03.26

    一緒にキコレをつくってくれたHARUさん

    小規模保育園キコレを設計、工事をしてくれたのは、我が家の近所にある「HARU建築事務所」さんです。初めてHARUさんの事務所にお伺いした際、「ここもリノベーションなんです。」と所長の竹内さんが教えてくださり、その仕上がり感がとても好きな感じだったので、「ここのこんな感じに。」と何度も言いながら、打ち合わせが進みました。私が一番キコレの中で好きな大きな本棚のある「多目的室」も、HARUさんのいつも打ち合わせをするお部屋の本棚から「この感じで。」とリクエストをさせていただき、作っていただきました。

    デザインをしてくださったのは、女性の須藤さん。女子同士、色んなことを気軽に話し合いながら、2人でわくわくしながらデザインを進めていきました。工事が終わるころには、「同志」のような関係になっていて、感謝の気持ちと同時に寂しい気持ちも湧いてきました。

    現場を取り仕切るのは池田さん。いろんなわがままを、「あ、いいですよ~。」といつも聞き入れてくださり、本当にありがたかったです。最後の最後まで細かいリクエストをしてしまい、すみませんでした!!

    キコレの曲線がきいた内装をとても丁寧に作り上げてくださった大工さん、電気工事やガス工事、エアコン工事、塗装やさん、、、。

    本当にたくさんの方々が関わってくださり、丁寧にお仕事をしてくださり、キコレが出来上がりつつあります。

    HARU建築事務所ホームページ ⇒ https://www.haru-kyoto.com/

  • 2020.03.25

    子どもたちのテーブルと椅子

    今日、子どもたちのテーブルが、制作を依頼していたワシタカ工藝さんより納品されました。

    小判型と月型の京都の木材を使った無垢のテーブルです。月型のテーブルは、一緒に合わせて使っても、一つで使っても、、、と色々な使い方があります。そして折りたたむこともできるという小さな保育園キコレにぴったりのものです。

    そして椅子は、「うりぼう」というワシタカ工藝さんのオリジナル子ども椅子です。T字ガードは取り外せたり、「キントーン」というパーツをつけることで揺り椅子になったりと、こちらもすてきなアイディアが詰まっているものです。

    去年、まだ夏の暑さが残る日に緑豊かな鷹峯のワシタカ工藝さんの工房をお尋ねしてから半年以上、こうやって子どもたちを迎え入れるのに、思いの詰まった家具を置けるのは幸せなことです。ご縁をいただき、本当にありがとうございます。

    ワシタカ工藝さんホームページ ⇒ https://washitaka.com/