11月26日に子どもたちとかりんのシロップ作りをしました。
10日ほど前にキコレに届いていたかりん。まだ少し緑がかっていたので、キッチンで追熟させている間、だんだんと黄色くなっていい香りがしてくるまで、時々子どもたちにも観察してもらいました。
そして当日、きれいに洗って乾かしたかりんを包丁で切り、断面を「パカッ!」と開けると…中にはたくさんの種がありました。この種は捨てずにお茶パックにまとめて入れておいて、果実と一緒にてんさい糖で漬け込みます。
見慣れない形の果実に、不思議そうな顔をする子、香りを嗅いでびっくりする子、様々な反応がみられ、シロップを仕込む時にもかりんをガラス瓶に放り込むことが面白い子やお砂糖がサラサラと注がれる様子に興味を持ち、お手伝いをしたい子など、それぞれが楽しむことが出来ました。
かりんに含まれるアミグダリンは加熱したりアルコールに漬けることで、ベンズアルデヒドという成分に変化し、咳止めやのどの炎症止めの効能があります。
出来上がったシロップはしっかりと加熱し、白湯に溶かして飲みたいと思います。
年末にはいい香りのおいしいシロップが出来上がるでしょうか。