お知らせ - News -

  • 2021.12.08

    シンポジウム「医療的ケア児×食べること」が無事に終わりました。

    12月4日(土)、ひとまち交流館京都にて、シンポジウム「医療的ケア児×食べること」を開催しました。

    会場には定員いっぱいの80名がシンポジウムにご参加くださり、医療的ケア児さんのご家族さんたちから、保育、療育、医療、福祉、教育、行政等多様なバックグラウンドの方々が一同に集まりました。

    小規模保育園キコレの食育の取り組みのご紹介の後、東京の島田療育センターはちおうじの小沢浩先生に「食べることって楽しい!」と題して基調講演をしていただきました。赤鼻をつけて登場された小沢先生、マジックを披露してくださった後、医療的ケア児と食べることについて、また命の授業についてお話してくださいました。小沢先生のあたたかいお人柄が伝わるご講演で、私たちも心をほぐされるようでした。小沢先生ありがとうございました!!

     

    シンポジウム終了後も、会場ではたくさんの方々が再会を喜んだり、横のつながりをつくっていたり、、、。ちょうど小沢先生の新刊がクリエイツかもがわさんから出版されたところだったので、書籍販売も盛り上がっていました。直接会うことの大切さを実感したひとときでした。

     

    このシンポジウムは、ベネッセこども基金さんのサポートを受けています。東京からベネッセこども基金の青木さん、伊藤さんも駆けつけてくださりました。ベネッセさん、いつも本当にありがとうございます!!

    コロナの新しい変異株の登場で、また緊張と不安な毎日が来るかもしれません。そんな中でも、医療的ケアの必要な子どもたちとご家族さんたちに寄り添えるように、感染対策をしながら自分たちがやれることを少しずつやっていくことが出来たらと思っています。

  • 2021.11.25

    音とムーブメントのワークショップ

    昨年と今年、鴨川河川敷へのお散歩で出会っていたおやこダンスカンパニーの「チチカカコ」コミュニティダンス | おやこダンスカンパニー チチカカコ (wixsite.com)のえりんぎさんとドラマーのHideさん。

    今年鴨川で再会した際に、ぜひキコレに来てほしいとお願いしていたところ、コロナの感染拡大も落ち着いてきたこともあり、キコレでのワークショップが11月24日(水)に実現しました。

    えりんぎさんとHideさんをお迎えし、まずは自己紹介として、毎朝歌っている「キコレの歌」で一人一人お返事をしました。その後は静かな鈴の音、HAPI DRUMの音に合わせてえりんぎさんが一人一人の子どもたちにムーブメントであいさつしてくれます。えりんぎさんにアプローチされた子どもたち、いつもとは違う様子に緊張の表情が隠せません。でも、子どもたちの動きに合わせてえりんぎさんがあいさつしてくれることで、ぐいぐい引き寄せられていきました。

     

    そのうち心地よい音色にだんだん眠たくなってくる子どもも現われて、先生の腕の中で眠り始めました。一方で、えりんぎさんの動きに自分も合わせて動きたいと一生懸命身体を動かす子ども、トントントンと自分が叩いた音にHideさんがたいこの音で応えてくれてことが嬉しくて、たくさん音を奏でる子どももいて、キコレ全体に一体感が包まれました。

    最後にクールダウンして、1時間のワークショップを終えました。

    子どもたちの小さな発信をやわらかに受け止め、返してくださるえりんぎさんとHideさん。それにまた子どもたちが応えていく。非言語のとてもすてきな交流が生まれていました。1時間もずっと集中して参加していた子どもたちも本当にすごかったです。楽しい時間をみんな一緒に過ごせたことに感謝です。

    えりんぎさん、Hideさん、本当にありがとうございました。また、キコレにぜひいらしてください!!

     

     

  • 2021.11.22

    キコレ運動会

    風邪ひきさんがしばらく続いていたので延期をしていたキコレ運動会。11月16日(火)にようやく実現しました。

    種目は玉入れ、綱引き、大玉ころがしの3つ。何度も練習した子もいれば、初めての経験でドキドキする子も。

    でも赤チーム、青チームに分かれての競技はとても盛り上がりました。

    チームワークが光った赤チームは勝負に勝つごとにみんなでハイタッチ。子どもたちの目もキラキラしていました。

    最後はみんなに先生手作りのメダルが贈られ、嬉しそうにメダルを見つめる子どもたちでした。

    午後からはお誕生日会。桃のタルトに先生たちからの「どんないろがすき?」の影絵劇で楽しんでくれた子どもたちです。

  • 2021.10.25

    待ちに待った遠足!!

    10月23日(土)。1年半越しに待ちに待った親子遠足が実現しました!!

    昨年5月にする予定だった親子遠足。コロナでずっとずっと延期になっていました。緊急事態宣言で行先だった京都府立植物園が閉園になっていた時期も、、、。何度も日程変更して、この秋の実現にかけていました。

    最初の下見の時は10月の夏日の中、咲いているお花も少なかったのが、1週間前の再下見ではコスモスが満開!期待も膨らみます。でもでも、、、急に夏から冬に変わったかのような天候に風邪を引き始める子どもたち、、、。23日も全員揃うことはできませんでした。

    当日は朝からお天気。きらきらと秋の太陽がまぶしい!でも時々吹く風に「ひゃー、さむーい!」と不安になる先生たちです。

    でもでも、集まったメンバーでお始まりをし、自己紹介、キコレの歌、そして最近練習していた「虹」を手話つきで歌いました。お集りの後は、オリエンテーリング。どんぐりを見つけたり、木に一体化した先生を見つけたり、ゴールの噴水ではおみやげのおやつセットを手に、とても嬉しそうな子どもたちでした。

    お母さんたちも普段は送迎時に少し会う程度なので、ゆっくりお話もできてよかったです。

    お休みの子どもたちがいたこともあり、今年度中にまた楽しい企画をしていきたいと思っています。楽しみにしていてください。

     

  • 2021.10.18

    シンポジウム「医療的ケア児×食べること」のご案内

    コロナ禍でずっと自粛していたシンポジウムや勉強会。感染拡大が少し収まりつつあることもあって、やっぱりみんなで会いたい、学び合いたい、思いを共有したいという思いで、下記の通り、シンポジウム「医療的ケア児×食べること」を開催します。ご興味のある方はぜひご参加ください!!

     

    シンポジウム「医療的ケア児×食べること」

    日時:2021年12月4日(土)14:00~16:00

    場所:ひとまち交流館京都 2階 大会議室

    対象:医療的ケアの必要な子どもたちのご家族、医療、福祉、教育等関係者

    定員:80名(受付先着順) 参加費:無料

    プログラム:

    Ⅰ「小規模保育園キコレでの食育の取り組みについて」(小規模保育園キコレ管理栄養士 秋山 友佳)

    Ⅱ 基調講演「食べるって、楽しい!」島田療育センターはちおうじ 小沢 浩医師

    お申し込み方法:

    下記のQRコードを読み取り、申し込みフォームにてお申し込みください。お申し込みフォームでのお申込みが難しい場合は、メール office@i-carekids.com までご連絡ください。

    たくさんのご参加をお待ちしています!!

  • 2021.10.18

    お味噌を開けました。

    今年2月に仕込みをしたキコレのお味噌。美味しくなるためにずっと眠っていましたが、10月15日にいよいよ開封されました。

    開封の前に給食の先生からお味噌の話を少し。大豆やこうじ、お塩でできていることを聞いて、大人もふんふん。こうじの柔らかさを肌で感じた後、ドキドキしながらお味噌が眠っている樽をみんなで開封しました。

    給食の先生が、「ちょっと匂ってみる?」と差し出してくれたお味噌に、「ん!!ちょっとくさい~。」と戸惑う子どもたち。あからさまにしかめ面をしている子どももいました。でも、このお味噌が美味しいキコレのお味噌汁の元です。たくさん食べて、みんな大きくなろうね!!

  • 2021.10.04

    お母さんたちのお話会のご案内

    あっという間に10月に入りました。朝晩は涼しい風が吹き抜けるようになりましたが、お昼間はまだまだ暑いですね。

    緊急事態宣言もようやくあけて、少しリフレッシュの時期かもしれません。

    さて、今年4月に初めての「お母さんたちのお話会」を実施しましたが、この度11月14日(日)に2回目のお話会を開催することになりました。コロナ渦でなかなか横のつながりが作りづらい状況ですが、NICUに入院されていて医療的ケアを必要としている赤ちゃんのお母さんたち、お家に帰られて間もないお母さんたちが横のつながりをつくったり、先輩お母さんたちにお話を聞ける機会になればと思ってます。ご興味のある方はぜひご参加ください。お父さん、ごきょうだいさんたちとの参加も可能です。ご応募お待ちしています。また、周りにサポートを必要としているご家族さんがいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。どうぞよろしくお願いいたします。

     

     

  • 2021.08.31

    プールじまい

    今日で8月もおしまい。梅雨のような雨空が続いたりといつもの8月とはちょっと違う雰囲気でしたが、後半はお天気のいい日も続いて、プール活動を毎日のように行いました。

    今年は新しい大きなプールも購入して、2つのプールで思う存分楽しんだ子どもたちです。昨年はプールサイドで遊んでいることが多かった子どももプールに一緒に入ることができたり、お水がたくさんかかってもへっちゃらでシャワーの水を思いっきりあびたり、浮き輪にのってみたり、ワニワニ泳ぎをしたり、それぞれの成長を見せてくれつつ、大胆に遊ぶことができました。

    プールじまいの今日は、先生からのサプライズで、水風船のプレゼント。たくさんの水風船を膨らまし、プールの中に浮かべたり、投げ合ったりして遊びました。

    事故なく今年のプール活動を楽しめることができてよかったです。

    9月も残暑がまだまだ厳しいので、お水遊びは継続していく予定です。そして、ちらほら秋の気配を感じられる場所にも出かけていきたいと思っています。

  • 2021.08.25

    キコレの夏祭り

    夏風邪を引いてしまった子どもたちが多かったり、梅雨のような雨の日が続いたりと、「今年はプールをたくさんするぞ!」とはりきっていたのに、予想外の展開となった8月でした。

    8月末に、京都キャピタルクラブさんのご協力のもと、夏祭りを開催する計画を進めていたのですが、こちらも新型コロナウィルス感染拡大の影響で今年は断念せざるを得ませんでした。せめて保育の中で夏祭りをしようと計画し、本日無事に開催することができました。

    子どもたちの「にじみ絵」を元にしたちょうちんを前日から飾り、、、少しずつお祭りの雰囲気が出てきました。

    今日は、オープニングの先生たちの太鼓の演奏から始まり、ヨーヨー釣り、おもちゃすくい、ボーリング、のみものコーナーと回ります。最後のゴールでは、子どもたちのお顔がスイカからのぞいているかわいいうちわを受け取り、満足げな子どもたちでした。

    子どもたちと一緒に楽しいことをしたい、コロナ禍で行事などが出来ない中、子どもたちに素敵な思い出をつくってほしいと一丸となって準備を進めてくれた先生たちに心から感謝です。

  • 2021.07.24

    夏の朝

    真夏の暑さが続いています。朝の涼しい時間帯にキコレのお庭の水まきをしなければと、早朝から通う日々です。

    昨年は、お庭が出来て1年目ということもあり、お水をあげるのを1日さぼると元気がなくなる植物ばかりで、追われるようにして水まきをしていましたが、2年目の今年は、少しの暑さではやられない、たくましさを兼ね備えたお庭になりました。まさにキコレの子どもたちのようです。

    それでも、子どもたちが大事に育てているトマトやなすの夏野菜、今年新顔の朝顔にはお水をたっぷりあげなければなりません。今年の夏野菜、昨年に引き続き好調で、たくさん実っています。こんな近くで野菜が育つのを見れるのってなんか豊かです。いい大きさと色になったトマトやなすは、給食でどんどんいただいています。さっ、夏本番。美味しいものをたくさん食べて、たくさん休息もして、元気に乗り切りましょう。