元々は古代ケルト人の季節際に起源があるというハロウィン。日本ではすっかり商業的になり過ぎていて、保育行事として扱うかどうかは毎年頭を悩ませるところですが、、、。子どもたちにとっては普段できない仮装をしたり、お菓子をもらえたりする楽しいお祭りだから、難しく考えすぎずに、少し触れてもいいのかなと感じています。
というわけで、今年もハロウィンにかけてかぼちゃのクッキーづくりに取り組みました。給食の先生が仕込んでくれたかぼちゃ入りのクッキー生地をもらった子どもたち。なんやら美味しそうなのは見てすぐにわかります。ちょっとそのまま食べたくなってしまう0歳児さんたち。型抜きや麺棒が配られると使いたくてうずうずの1歳児さんたち。クッキー型で様々な模様をつけるのを楽しむ4歳児さん。
粉物は、今年度もたくさん取り組んできました。小麦粘土に片栗粉遊び、パン作り、うどん打ちなど、、、。そのうち粉がやっぱり面白くて、打ち粉での遊びがどんどん展開されていきます(苦笑)。
出来上がったクッキーを給食の先生に預け、給食を食べ、お昼寝をして起きたら保育ルームはとても美味しそうな匂いで満たされていました。
子どもたちの作ったクッキー、先生たちもお裾分けをもらったら、とっても優しい味がしました。
Happy Halloween!
秋も深まった10月24日。キコレでは運動会が開催されました。
当日の朝は、キコレの保育ルームがみんなで作った旗で飾られ、、、
この日のために取り組んできた様々な運動遊びが①玉入れ、②色々リレー、③ボーリング、④綱引きの4つの種目になりました。青と黄色の2チームに分かれ、子どもたちは自分の力を精一杯発揮します。
自分で立って玉を入れられる子、座ったまま自分で入れる子、先生に抱っこしてもらいながら玉を入れる子と、キコレのそれぞれの子どもたちに合わせた玉入れが展開されます。
リレーやボーリングも、9名いる子どもたちの様々なニーズに応えられるような配慮をしながら企画されました。
最後はみんなで引っ張った箱に、がんばったねメダルが!!金メダルを先生にかけてもらい、誇らしげな子どもたちでした。
今年度2回目となる「キコレマルシェ」を11月12日(日)(雨天の場合は19日に延期)に開催します!
今回は、キコレのすぐそばにあるおにぎり屋さん「愛結び」さんが初出店してくださる予定です。地域の輪が少しずつ広がってきたキコレ。とてもありがたいです。
いつもおなじみのsousourireさん、Pica confitureさん、Ohana Kyotoさん、今回2回目の出店となるおやつのわさん、トウタスアクセサリーさん、なつめの野菜便さんと、魅力あるお店がたくさん出店してくださいますので、皆さま是非お誘いあわせの上、キコレにお越しください!
当日は、キコレの施設見学も可能ですので、園探しをされているご家族さま、地域の皆さま、支援者の皆さまもぜひいらしてくださいね。
スタッフ一同お待ちしております!!
暑い暑い8月でしたが、ようやく空に秋らしい雲が浮かんでいると、ほっとできるようになりました。
キコレの子どもたちは夏の間、水遊びやプールを楽しんだり、暑さ指数が「厳重警戒」の日は玄関スペースで寒天、氷、片栗粉遊びなどの感触遊びを楽しみました。
8月25日にはキコレの夏祭りを開催し、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。朝から甚平やはっぴを着て、はちまきもしめて盛り上がる子どもたちです。
今年の夏祭り、オープニングは子どもたちとの太鼓です。みんなで祭り太鼓やおはやし太鼓で体を動かし、その後お店を回りました。
例年おなじみの「ヨーヨーつり」コーナーではお玉で自分の好きな色のヨーヨーをすくおうと頑張る子どもたちの姿がありました。
また、おもちゃつりは輪っかを引っ張るとひもが出てきて、その先におもちゃがついているというもの。土台も子どもたちとペインティングした色紙が使われました。
そして、例年取り組んでいる「せみとり」も夏祭りに登場です。壁やカーテン、棚にとまってないているセミをどんどん、どんどん自分の箱に入れて満足気が子どもたちです。このせみとり、まだ「はいはい」の0歳児さんたちにも大人気でした。
そして、ジュースすくいをした後は、ゴールでそれぞれが制作したお魚柄のうちわを受け取ります。(うちわは毎年保護者の皆さんに好評で、ずっと使ってくださっているご家庭もあり、嬉しい限りです。)
お店を回った後、お互いどんなものをお土産にもらったか見せ合いっこしている子どもたちの姿もありました。
最後は、みんなで作ったお神輿が登場します。いつもお散歩に行く下鴨神社からご神体が来たというお神輿。みんなで大事にお神輿を担ぎ、「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともに、保育ルームを一周しました。
夏祭りは給食も特別。給食の先生たちが屋台のように夏祭りご飯を提供してくれます。食券を大事そうにもって、給食の先生たちが待っている屋台にいくと、照れ臭そうに夏祭りのお弁当を受け取る子どもたちでした。
楽しい楽しい夏祭りになり、子どもも先生たちも楽しんだ1日です。
仕事ではない?九州への旅の最終日、6月の「医療的ケア児×防災」で基調講演をしていただいたNPO法人にこり理事長・はぐむのあかりクリニック院長の荒木俊介先生や、代表の松丸さん、副理事長の上田さんに会いに北九州へ行ってきました。松丸さんとは北九州によんでいただいた際にお会いしていたので5年ぶりの再会!でした。
にこりさんの事業所(にこり | 福岡・北九州 小児の訪問看護・ヘルパー・児童発達支援・放課後等デイサービス (nicori.org)を数か所見せていただき、5月に荒木先生が開院された「はぐむのあかりクリニック」にもおじゃましました。ご案内していただきながら感じたのは、にこりさんがカバーしている地域の広さ!!街中もあれば、延々と田園風景が広がる九州の大地を車を何十キロも走らせて訪問に行かれるそうです。京都とは規模感がちょっと違って圧倒されました。
お友だちのお子さんのことがきっかけで事業を立ち上げたそうですが、そこから病気や障がいを抱える子どもたちやご家族さんたちがかゆいところに手をさっと差し伸べてこられ、様々な事業を展開されています。これまでの歩みに触れさせていただいて、「あ!今まさに私が直面している課題!」と感じたり、次の一歩を踏み出す勇気をもらったり、お話をたくさんさせていただいて本当に貴重な時間を過ごさせてもらいました。
荒木先生、松丸さん、上田さん、本当にありがとうございました!!
9月3日(日)に小規模保育園キコレにて開催予定の「こどもミキサー食セミナー」はお申し込みが定員に達したため、受付を終了させていただきます。
また今後も病気や障がいを抱える子どもたちの「食べること」についてのセミナーは随時開催していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以前よりニーズの高かった「こどもミキサー食セミナー」を9月3日(日)に開催します。
お家でのお子さんのミキサー食づくりについて知りたい、困りごとや悩みがある、ミキサー食づくりについて交流したいなどの思いを抱えておられるご家族様、ご支援者の皆さま、ぜひご参加ください!
「こどもミキサー食セミナー」
開催日:2023年9月3日(日)10:00~11:30
場所:小規模保育園キコレ
講師:秋山 友佳(小規模保育園キコレ 管理栄養士)
定員:8名(保育はありませんが、お子さん連れでもご参加いただけます。)
参加費:500円(ミキサー食の試食代込み)
お申し込み方法:下記のお申し込みフォームからお申し込みください。
問い合わせ:メール office@i-carekids.com 電話090-9167-2606(藤井)
お申し込みフォームから申し込みが出来ない場合は、メールにてお知らせください。
先月は子どもたちと「あめふりくまのこ」など雨の歌を歌いながらほっこりしていたのに、1か月も経たないうちに、うだるような暑さの毎日がやってきました。7月は2名の新入園児さんたちをお迎えしたキコレ。慣らし保育を進めながら、七夕、保護者懇談会、しそジュースづくり、パン作り、水遊びなど盛りだくさんの1か月でした。
今年の七夕は、壁面に笹飾りをつくり、たくさんの短冊を飾りました。子どもたちの願い、お母さん、お父さんたちの願い、先生たちの願いがあふれ、素敵な空間でした。こちらは彦星と織姫さまのお話で使われたキコちゃんとコレくん人形。笹飾りとともにちょこんと座っています。
おやつのお星さまゼリーも美味しかったね。
季節の食育は相変わらず盛り上がっていますが、お庭ではトマト、ナス、ピーマンと順調に収穫できています。給食の先生たちに子どもたちがとれたものを渡しに行き、それを給食で食べることが出来る日もあります。緑のお野菜が嫌いだった子も、自分たちが育てたお野菜に親しみを持ったのか、この夏少しずつ食べ始めたり、嬉しいことが続いています。
今年もしそジュースづくりに取り組みました。きれいな色のしそジュース。夏の間、みんなの疲れを取ってくれることと思います。
最近はもっぱら水遊び。午前中園庭の日陰スペースで、たらいの中のおもちゃや、霧のシャワーで存分にお水と親しんでいます。
来月はプール遊びや感触遊びも取り入れながら、夏ならではの遊びにさらに親しむことができたらと計画しています。
暑い夏の毎日。たくさん遊んで、たくさん食べて、しっかり休息を取りながら、みんなで過ごせたらと思っています。
6月25日(日)、昨年度から企画してきたシンポジウム「医療的ケア児×防災」をひとまち交流館京都で開催しました。
医療的ケア児の防災については、ずっと取り上げたいテーマでした。コロナで全国的にも取り組みがスローダウンしていたとはいえ、いつ起こるか分からない災害に対して、きちんと備えをしていたい、ものをそろえるだけではなく、いざという時にご家族さんたちが「助けて!」と言える関係性、ネットワークを構築していきたいという思いがありました。
基調講演では、北九州市からNPO法人にこり理事長・はぐむのあかりクリニック 院長の荒木先生が、「NPO法人にこりと北九州市が取り組む医療的ケア児の防災対策」をタイトルにお話をしてくださいました。行政や支援機関、関係者、家族がつながり、医ケア連絡会や協議会を作り、縦にも横にもつながりをもちながら家族を支えるネットワークを構築していることに北九州の皆さんの熱意を感じて、圧倒されました。また、NPO法人にこりさんの「課題をそのままにせずに伴走する」姿に刺激を受けたシンポジウム参加者も多かったことと思います。荒木先生、にこりの皆さん、たくさんの学びをありがとうございました!
第2部のパネルディスカッションでは、京都府の医療的ケア児等支援センターの相談員さん、京都府健康福祉部地域福祉推進課の主事さん、NPO法人暖の放課後等デイサービス 暖太の所長さんと荒木先生とともに、京都の医療的ケア児×防災を話し合いました。京都では、京都府下の各自治体、京都市と取り組みにはまだまだ地域差があります。ネットワークの構築も今から始まるといった感じなので、課題は山積みです。でも出来ることがたくさんある、まずは医療的ケア児さんでは進んでいない個別避難計画を1人1人作っていく中で、課題抽出をし、みんなで学び、ネットワークも構築することができていったらいいなと感じました。シンポジウム参加者には、ご家族さんたちもいらっしゃれば、基幹病院の医師、看護師、小児科クリニックの医師、訪問看護師、訪問リハ、呼吸器業者さん、療育、保育、学校、放課後等デイサービス、行政関係者、大学関係者など様々なバックグラウンドを持つ方々が参加してくださっていました。京都でもみんなで力を合わせて防災の取り組みを進めていける希望を持ちました。ぜひみんなでやっていきましょう!どうぞよろしくお願いします!
とってもいいお天気の日曜日。無事にキコレマルシェが開催されました。
新緑のキコレのお庭にお店が並び、お客様をお迎えします。最初に来てくれたのは、この春キコレを卒園した子どもたち。子どもたちもご家族もスタッフも、みんなそれぞれが新しい生活になったからか、たった2か月しかたっていないのに、ずっと会っていないような気持ちになり再会を喜び合いました。その後も続々と卒園生や在園生が集まってきて、マルシェ兼、大同窓会になっていました。大きくなった子どもたちやご家族の皆さんとこうやってお会いできることで、また私たちも力をもらっています。みんな、キコレに来てくれてありがとう!!
マルシェはまた、病気や障がいを抱える子どもたちに日ごろ接している各関係機関の関係者の皆さんが集まる場にもなっています。コロナの中、それぞれが子どもたちとご家族を支えるために尽力されていて、実際にお会いしてお話を聞ける貴重な機会になりました。これからもしっかりつながり合って連携を取っていけたらと思います。よろしくお願いいたします。
それから、地域の皆さんや日ごろから支えてくれている友人たちもマルシェにたくさんやってきてくれました。色んなつながりがあることは本当に心強いです。いつもありがとうございます!
次回のマルシェは11月に予定しています。またホームページでお知らせしますので、皆さんぜひお越しください!